アップスラストとは何ですか? またアップスラストはなぜ発生しますか?

アップスラストとは、ポンプシャフトとインペラに加わる上向きの力です。

アップスラストは、ポンプがカタログの推奨流量範囲(カタログの実線部分)を超えて右端側で運転する場合に生じる場合があります。
アップスラストは、揚水管及びポンプに装着されている逆止弁を使用する通常の井戸では生じません。ポンプ運転後、逆止弁により揚水管内に静止圧力が生じてポンプに逆圧が加わるため、流量が性能曲線の右端に到達することが防がれます。
逆止弁や漏止弁がなければポンプ起動時に静止圧力による負荷が生じません。この場合、ほとんどのポンプでは内部のインペラとポンプシャフトにアップスラストが発生します。この上向きの運動力がポンプ/モーター接続部を伝わり、モーターにアップスラストを生じさせます。

ほとんどのポンプ/モーターにはアップスラスト用ベアリングが装着され、モーターを破損させることなく一定のアップスラストまで耐えられるようになっていますが、ポンプとモーターの磨耗を最小限に抑えるためにもアップスラストの発生を回避するべきです。

起動の度にアップスラストが繰り返し発生すると、ポンプ、モーター、またはその両方の摺動部が早期に磨耗し、ポンプが故障する恐れがあります。





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