「創エネ」で地域に貢献し安心を支えるスマートシティ

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要旨

近年、ITや環境技術などの先端技術を駆使し、エリア全体の電力などの有効利用を図ることで、環境へ配慮し、省エネ・省資源化を徹底したスマートシティが注目されています。新しい郊外型の街として設計・建築が進められている、柏の葉キャンパス駅に隣接する柏の葉スマートシティ「ゲートスクエア」もそのひとつ。ここでもグルンドフォスポンプが省エネに貢献していました。

2014年7月にグランドオープンした「ゲートスクエア(GATE SQUARE)」は、千葉県柏市のつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス駅」周辺に建設されている、柏の葉スマートシティの中核となる施設です。設計にあたられた方によれば、柏の葉スマートシティは環境共生・健康長寿・新産業創造の3つの実現を総合的に推進した複合型のコミュニティ・タウンで、省エネ・省CO2、安全・安心、サスティナブルなスマートシティとして計画されました。豊かな自然と最先端の環境技術が融合した「世界の未来像をつくる街」を目指して、いまも拡張を続けています。

ゲートスクエアには、イノベーションオフィス「KOIL(コイルKashiwa-no-ha Open Innovation Lab)」、飲食・ファッション・健康関連の店舗が集まる「ららぽーと柏の葉 北館」といった商業施設をはじめ、最新型HEMS(ホームエネルギー管理システム)を標準装備した賃貸住宅とシェア型の国際交流住宅「パークアクシス柏の葉」が並び、また会議、研修、滞在、観光をプロデュースする「柏の葉カンファレンスセンター」が「三井ガーデンホテル柏の葉」と連携して来場者を受け入れています。エリア一帯の複合施設は駅周辺の環境にもなじんでおり、世界最先端のスマートシティとして見た目にも和やかな景観を展開しています。

 

東日本大震災を教訓に街づくり

柏の葉スマートシティは柏市の都市計画に基づき、2000年から区画整理事業が開始されました。行政・産業・学校が連携して街づくりを考えた、日本でもまだ数少ない地域一体型のコミュニティです。2011年4月に着工されましたが、東日本大震災の発生を契機に基本コンセプトを見直し、改めてBCP(事業継続計画)対応や他の街区との電力融通など、災害に強い街づくりの観点から再計画が行われ、約5年という時間をかけてグランドオープンを迎えました。

人にも地域にもやさしく、住民も、働く人々も交流できる場所として設計されているため、駅前には道行く人が憩えるスペースが設けられ歩道や自転車道にもゆとりがあります。しかも非常時の炊き出しに使える防災釜戸ベンチや、非常用電源として活用できる防災エネルギーボックスも採用されています。その中枢であるゲートスクエアは、エネルギー管理、交流、そしてビジネスを加速するオフィス空間など、スマートシティの中心となる機能を集約したエリア。エネルギー棟、ショップ&オフィス棟、ホテル&レジデンス棟の大きく3つの施設から成り、今も新しいレジデンスが建設中です。

 

民間では初ともいえる 街区全体を視野に入れたシステム

通常、電気設備はひとつの建築物の土地の中でしか使えないものですが、省エネはもちろん災害に強い街として、ここではエリア全体で使うことのできる設計がなされており、万が一の災害時には住居棟などへの電気供給が可能です。帰宅困難者や近隣住民のための備蓄も整備計画に含まれていて、まさに公・民・学の知恵がまとめられた、人にやさしい街なのです。

「ゲートスクエアでは“創エネ”という考え方をしています。エネルギーを自分たちで創りだしているのです。例えば、太陽光を使った熱源システムで蓄電し、バイオプラントで発生したガスも貯めています。コージェネレーションにより廃熱を利用でき、発電も可能です」と話すのは、ゲートスクエア防災センター、設備長の山中さん。

「ショップ&オフィス棟や店舗ビルでは、ひさしにも部分的に太陽光パネルを設置していますし、レストランなどで出た廃棄食品の一部はバイオプラントに活用されます。さまざまなところで効率よく、しかも最先端のエネルギーシステムを採用しているのです。“創エネ”した電力は、マンションなどのある街区へ供給できます。とくに給湯関係は、ほとんど太陽光発電でまかなっています。こうした設備の設計は三井不動産としても、初と言える試みだったと思います」

 

日々の保守点検にも 管理しやすい立形ポンプ

各施設に最先端の環境技術を数多く取り込み設計されているゲートスクエアでは、全体でCO2削減40%を目標に運営されています。さらに、省スペースとランニングコストの削減を意図して採用されたのが、グルンドフォスのポンプでした。立形ポンプのメリットは省スペースでコンパクトに納まることで、機械室を有効に活用できます。またグルンドフォスはラインナップに大容量の機種も揃っており、それも設計担当の方が採用されたポイントでした。設備担当の山中さんも同じ感想を持っています。

「経験から感じるのは、立形ポンプにはメンテナンスのしやすさがあるということです。例えば、巡回では空調・電気などすべてに関して、目視確認、出力確認、圧力確認などを行います。基準値はありますが、私たちは五感を働かせ、そこから逸脱していないか、漏れなどがないか、異音・異臭・発熱はないか、つまり“いつもと違うこと”を感じるようにしています。立形ポンプの場合は、微細な変化があっても目の高さで見ることができるので確実です。またポンプ部にベアリングを使っていない構造なのでファンの音しかせず、とても静かだと思います。まだ現在は総合性能検証中ですが、データ結果も期待しています。この先大きなメンテナンスの時期がきた際、構造的に見てオーバーホールなどもしやすいかもしれないですね」

商業施設、オフィス、賃貸住宅、ホテルまで抱える複合施設であるゲートスクエアでは、実に様々な方々が利用されています。そのため、利用者からの要望で調整するメンテナンスなど、時間帯や保守作業の内容も多種多様になります。

「防災センターには常時6~7名が在中し、当直もあります。異常が発生した際にはすぐに駆けつけられるよう、また万が一の際のために毎朝の定期訓練も欠かしません。体にしみ込ませなければいざという時に動けませんから。まだまだこの街は建設中で、日々変化し、広がっています。決められた人数でエリア全体を見る責任を感じています。お客様にとっていつでも安心、安全な街であることを常に意識して業務に当たっていきたいです」と、山中さんは抱負を語りました。

 

未来へ向かう街づくりの中で“創エネ”を進めるゲートスクエアでは、そこに暮らす人々、働く人々が安心して過ごせる毎日にエネルギーを送り保守しています。グルンドフォスのポンプも日々、その機能を支えています。





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主題:

「創エネ」で地域に貢献し安心を支えるスマートシティ

場所:

日本

会社名:

柏の葉スマートシティ ゲートスクエア

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三井不動産ファシリティーズ株式会社
オフィスマネジメント一部ゲートスクエア 
防災センター設備長 山中 均さん

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商業・オフィス棟への供給に活躍しているTP

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太陽光発電で“創エネ”の一翼を担っている

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柏の葉スマートシティ ゲートスクエア

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