美食温泉めいりんの湯 笑顔が集まる地域の湯で安全・安心を守るオキシパーム

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要旨

宮崎県のほぼ中央に位置する高鍋町。県で最も小さな自治体ながら、 天然牡蠣の産地やアカウミガメの産卵地など豊かな自然に恵まれているのが特長で、 市街地には城下町の歴史を感じる趣深い風景が広がっています。
町営温泉施設として、地域の人々に愛される「美食温泉 めいりんの湯」を訪ねました。


 宮崎平野の北部、日向灘に面したのどかな町、高鍋町。城下町として発展した江戸時代には、時の藩主の施策によって全寮制の藩校「明倫堂」が運営され、多数の人材を輩出したことから「歴史と文教のまち」としても知られています。

 美食温泉 めいりんの湯は、高鍋町が運営する日帰り温泉施設です。乗用車108台が収容可能な広々とした駐車場に、18畳の和室3部屋、地元の食材を供するレストランなど、充実した設備を備え、お湯を楽しみに足を運ぶ人がいるのはもちろん、町内の催しにも活用されていつも多くの人で賑わっています。
 
 「宮崎市内から巡回バスが出ているほか、主要道路からのアクセスがいいこともあって、県内外からたくさんの人が訪れます」そう話すのは、温泉兼施設業務主任の岩切信之さん。「朝早くから来られて、お湯につかってご飯を食べて、またお湯を楽しむ。ご家族で来られて、そんな風に一日中楽しんでいかれる方が多いですね」
 
 週末だけで約600~700人が訪れるという人気の秘密は、泉質にあります。源泉から直接浴槽に供給する掛け流し式の温泉は、男女それぞれに内湯と露天風呂を備え、泉質はいずれも塩化物泉。鉄分が多く茶色がかった色合いが特徴で、口に触れるとしょっぱく、肌にとろりとまとわりつくようなぬめりがある塩化ナトリウム温泉は、体が芯からあたたまると好評です。このお湯の滅菌に活躍しているのが、グルンドフォスのオキシパームプロ。二酸化塩素を用いた水滅菌のオールラウンドソリューションです。


より安全な滅菌ソリューションを

 めいりんの湯が開業したのは2001年のこと。滅菌には、もともと他メーカーの製品を使っていました。「以前使っていたのは、加圧式の滅菌システムです」
そう話すのは、設備の保守管理を手がける株式会社ケーズ・テクニークの温水勉さん。メンテナンス部課長として、めいりんの湯のオキシパームの設置を担当しました。
 
   そう話すのは、設備の保守管理を手がける株式会社ケーズ・テクニークの温水勉さん。メンテナンス部課長として、めいりんの湯のオキシパームの設置を担当しました。温泉運営には、レジオネラ菌やバクテリア、またレジオネラ菌の生息場所となるバイオフィルムの除去が不可欠です。殺菌には通常、次亜塩素酸が使われますが、めいりんの湯のような弱アルカリ性の液体の中では、その殺菌力は極端に低下してしまいます。よって、pH値が高くても殺菌力が衰えない二酸化塩素を用いた滅菌方法をとる必要があります。
  
 「加圧式で二酸化塩素を発生させる方法は、多くの塩化ナトリウムの温泉で一般的に用いられている滅菌方式です。しかし、二液を反応槽で加圧する方式では、薬液がガス化し、漏れるリスクがあることが課題とされていました」と、前任者からの引き継ぎとして温水さんが話します。また薬品代のコストがかかることもあり、より安全でコスト効率のいい方法に変えたいという思いは、以前から持っていたようです」

 実際に変えるきっかけになったのは、使用していた3台のうち1台が、2011年末に破損してしまったことでした。「グルンドフォスとは長い付き合いがあり、製品の性能やアフターサービスには絶大な信頼を寄せていました」と言う温水さん。グルンドフォスの営業担当と話をしたところ、ちょうどオキシパームプロが日本でリリースされたことを知ります。
 
 オキシパームプロの特長は、二酸化塩素を生成するための反応槽が加圧方式ではなく、二種の液を混合することによって二酸化塩素を発生させるため、安全性が高いことにあります。また滅菌後の水は無味・無臭のままで、長期にわたって滅菌効果を発揮することも大きな利点です。多角的にメリットを感じた温水さんは岩切さんに相談し、検討を始めます。そして2012年の12月、テストとして1台導入することが決まりました。
 日本での導入事例はまだありませんでしたが、「グルンドフォスの信頼性は分かっていましたから」と温水さんは話します。また、個人的な趣味としてアクアリウムで水草を育てていたことがある岩切さん。「ヨーロッパ製品が先進ということは肌で感じていましたから、不安はありませんでした」と笑顔を見せます。
 

ライフサイクルコストが削減

 実際に稼働して岩切さんが驚いたのは、コストメリットが大きいという点でした。「加圧式のときは、薬液を毎日のように補充する必要がありました。でもオキシパームプロでは一週間に一度程度でよくなり、薬品にかかる費用が大幅に抑えられることが分かりました」
 オキシパームプロはデジタル自動注入システムのため、滅菌剤が過剰に注入される心配がありません。精度の高い流量設定機能と高度なバッチ注入技術により、必要な薬品量が適正に測られるため、薬品の使用量とエネルギー消費量を削減できるのです。そのため、メンテナンスも楽で助かっていると岩切さんは言います。
 
 半年ほど使用した結果、多角的な点でメリットを確信。2013年の9月に本格導入が決まり、新たに1台購入し、計2台での稼働となりました。「それまで3台だったものを2台にできたのも嬉しい変化です。装置が集約すると故障のリスクが減りますし、メンテナンス費も抑えることができます」(温水さん)
 あわせてそれぞれの浴槽にお湯を配布する薬注定量ポンプ・スマートデジタル定量ポンプも5台導入することが決まりました。高い調整機能を持ち、化学薬品への耐性に優れたスマートデジタル定量ポンプは、適切な注入を実現し、ライフサイクルコストを抑えたプロセス実現に貢献します。
 
 新たに導入されたオキシパームプロと薬注定量ポンプ。設備室にはこれらのポンプが整然と並び、順調に稼働していますが、実はめいりんの湯で活躍しているグルンドフォス製品はこれだけではありません。源泉くみ上げのためのSP、循環ポンプのCR、それにUPSなど、合わせて13台ものグルンドフォス製品が採用されているのです。めいりんの湯の歴史を影で支えてきたグルンドフォスポンプの数々を見た温水さんは、当時を推測してこう話します。
 「最近こそ増えてきたものの、以前は立型と言えばグルンドフォスしかありませんでした。省スペース設計で空間を有効利用できることが、設備室の設計時に評価されたのだと思います。もちろん機能性と信頼性、そしてステンレスを使っているため、メンテナンス性が高いというのも大きな利点です」 
 
 今年で、開業から13年を迎えるめいりんの湯。最後に、岩切さんがこれからの抱負を笑顔で話します。「これからもずっと、地域に愛され続ける温泉として活動を続けたい。お客様が喜んでくださっているのを見るのが、私の何よりのやりがいです。もっとたくさんの笑顔を集めるために、頑張りたいと思っています」
 


 

 





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主題:

美食温泉 めいりんの湯 笑顔が集まる地域の湯で安全・安心を守るオキシパーム

場所:

日本

会社名:

美食温泉 めいりんの湯

岩切様

株式会社高鍋めいりんの里
温泉兼施設業務主任
岩切 信之さん

温泉様

株式会社ケーズ・テクニーク
メンテナンス部課長
温水 勉さん

Oxiperm

2台並んだオキシパーム。レジオネラ菌をはじめとする耐性の高い菌の滅菌に効果を発揮する。

めいりんの湯外観

めいりんの湯の外観。広々とした駐車場を備え、設備も充実。近隣には高鍋湿原があり、夏は観光客でにぎわう。

CR

設備室では、SP、CR、UPSなどグルンドフォスのポンプが計13台使われている。

PROJECT
納 入 先 :美食温泉めいりんの湯 
       (株式会社高鍋めいりんの里)
導入開始 : 2012年12月(テスト導入)
導入製品 : オキシパームプロ2台
        スマートデジタルポンプ5台
用   途   :温泉厳選の減菌 

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