高羽設備総業 CRNEの導入で別荘地へ安定供給インバータで電気代は約半額に

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要旨

関東近県のみならず、日本各地から多くの旅行者が訪れる伊豆半島。なかでも伊豆高原は、特色ある自然に別荘や宿泊施設が広がる人気のエリアです。この別荘地の、宿泊施設や別荘へ温泉水を循環供給する施設に、インバータ制御のCRNEシリーズが採用されています。

伊豆高原駅を降りれば、遠くになだらかな曲線を見せる大室山。その大室山が約4,000年前に噴火し、流れ出した溶岩が冷え固まり、長い年月をかけて波に削られてできた絶壁の海岸が、城ヶ崎海岸です。ユニークな海岸線には長さ46m、高さ23mの吊り橋がかかり、景観とスリルを味わう観光名所として知られます。毎年3月中旬から4月上旬には桜祭りが行われ、伊豆高原駅から3km、約3,000本もの桜が連なる並木は、春の名所としても有名です。

伊豆高原には、こうした美しい自然景観があり、美術館や博物館、多くのペンションやホテルなどの宿泊施設やリゾート施設、そして別荘が点在しています。豊かな自然に恵まれて、山と海からの幸を堪能できる風土。さらに、なんといっても楽しみのひとつは温泉です。

リニューアル構想は システムのグレードアップ

高羽設備総業、代表の高羽さんに、別荘地にあるシステムをそっくり引継がないかという話があったとき、まず頭に浮かんだのは、お湯を供給しているエンドユーザーの方々に心置きなく温泉を使えるようにしたいことと、機械室の管理業務負担を軽くするにはどうしたらよいか、ということでした。

伊豆高原のような別荘地では、年末年始やゴールデンウィークなどの休暇ピーク時や、日常でも夕方になると一斉に温泉水が使われ、供給が足りなくなることがしばしばありました。しかも、改修する以前の配給パイプは、マンガンが詰まって閉塞しており、吐出流量がかなり減ってしまっていたのです。そこで協和機材の佐々木さんや鶴見製作所の水野さんに相談をしたところ、勧められたのがグルンドフォスのCRNEシリーズでした。

「最初に採用したいと思ったポイントは、立形ポンプだということです。横置きのものと比べ、かなり省スペースになるため、既成の機械室での工事を考えれば効率が良いと思いました。なにより100軒以上ある供給先、お客様へのお湯の供給を長期間ストップするわけにはいきません。工事に許された日数は約1日しかありませんでした。工事が終了しても、きれいな温泉水に浄水し、各別荘、施設へ給湯できる状態にするためには約2時間かかります。午後5時に給湯再開といっても3時には工事を終了し、循環を始めなければならないのです。できるだけ作業効率を上げなくては、と思いました。また、設置工事には土台の加工が必要だということが判り、事前にポンプ選択と工事の方法論を綿密に考えました」と高羽さんは振り返ります。

パワーとコストの両立

「選定したのは、ボイラー給水・送水に適しているCRNE20-10です。追加で圧力センサーを吐出配管に取り付け、400Vのモータを組み込んだポンプへ接続しました。また一定圧での流量制御を可能にするためインバータを採用し、自動で常時圧力を計測・監視できるようにしました。ワイヤレスで赤外線通信ができるR100でセッティングするため、操作もスピーディです」と水野さん。

「まずポンプのサイズを上げました。さらにお湯が足りなくなったときに回転を上げる、頭のいいポンプを使いたいと考えました。大量に使われるときに充分な湯量を送り、普段使っていないときは流量を減らすのです。

以前は、管理の方が湯量を確認していました。温泉水の温度や給湯量に緊急な問題が生じた際には、バルブを閉めたり開いたりと手動で調整していたのです。その作業の手間が無くなったことは大きいと思います。それに、お湯が足りなくなった際、インバータ制御で圧力が素早く適切に上げられます。さらに足りない場合は、リモコンで圧力の設定が自由にでき、設備管理には大きな差となりました。電気使用量でいえば、以前の200V仕様だった際は定格で28A必要でしたが、400V仕様のいまはピーク時でも10Aの運転電流で収まっています。電気代もぐっと安くなり、約半分になっていますね。インバータ一体型のEポンプは、日々の状況をポンプ自体が教えてくれるので助かります。ワイヤレスのR100はシンプルで使いやすいため、管理の方もチェックしやすいようです」高羽さんに笑みがこぼれます。

安定した供給が信頼へ

水野さんも嬉しそうに「この別荘地一帯への供給は配管の長さにして3.6km。24時間、休むことはありません。このような循環型の供給は、伊豆半島の中でも少ないタイプの供給法だといえます」と語ります。

温泉水の温度が高く、土地の高低差が大きければ、自然に流しきって排水してしまう方法が一般的。ただ自然循環には冷めやすいというデメリットがあります。この一帯の地下から湧き出る温泉水は、約70~75℃。ここではそれを約60~65℃の温度で循環させ、戻ってくる際にも47℃くらいをキープするよう設定されています。

「ポンプの材質がステンレスだというのも、温泉水にとってはよい点なのではないでしょうか。長く使えるはずですから。メンテナンスの負担が減ったことで、お客様の信頼もあがったと思います。今回、2台のポンプを導入しましたが、同時に稼働させるためではなく、切り替え運転を行っています。万が一何かあった際の予備としての導入でもあります。お客様のことを考えると、止水することだけは、できる限り避けたいですから」と高羽さん。

季節が移り、冬場、寒くなると温泉水の使用量は増えます。別荘地によく見られる石や岩のお風呂は温まるのにも時間がかかり、通常時の1.3倍くらいのお湯が使われるそうです。ゆったりとお湯につかって、あたたかな時間を過ごしていただくために、これからもグルンドフォスのポンプが活躍します。

 

 





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主題:

CRNEの導入で別荘地へ安定供給インバータで電気代は約半額に

場所:

日本

会社名:

高羽設備総業

高羽基文様

高羽設備総業  
代表
高羽基文さん  

水野一様

株式会社鶴見製作所  
中部支店  沼津営業所  主任  
水野一さん

佐々木健治様

協和機材株式会社
佐々木健治さん

PROJECT
納 入 先 :高羽設備総業
導入開始 : 2013年3月
導入製品 :CRNE20-10 2台
        コントロールユニットCU351
用   途   :ホテル・民宿・別荘への温泉の圧送

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