グルンドフォス創立70周年

04/05/2015

Oestergade 158

ポール・デュー・イェンセンが最初のポンプを開発した70年前の今日、グルンドフォスを築く礎となった記念すべき第一歩が始まりました。

ポール・デュー・イェンセンは、デンマークのビェリングブロ郊外にある救貧院で1912年に生まれました。彼は、救貧院の管理人夫婦の一人っ子として、社会的に最も弱い立場にあった人々と密接に触れ合う環境で育ちました。6歳で母を、17歳で父を亡くした彼に唯一残ったのは、地元の機械工場での機械工見習いの仕事だけでした。技術的才能、努力、高い志により、彼は機械工場の機械工から、エンジニアや管理職の立場まで出世の階段を一歩一歩のぼっていきました。ポールは新しい創造へのエネルギー、情熱、アイデアに溢れていました。やがてそれは彼が毎日働く中で実現できるものを超えていき、独立の夢を日増しに強く抱くようになりました。そして1944年、彼は夢を実現しました。機械工場を退職し、オスターゲード41番地にあった自宅の地下室で、配管や鍛造の工場を始めました。

1945年、一つの注文が、会社の運命に多大な影響を与えることになりました。ある地元の農家が、小さな自動給水設備を注文したのです。しかしながら、当時は第二次世界大戦の影響により、満足いく品質の電動地下水ポンプを手に入れることはポールには不可能でした。

そこで彼は、最初のポンプ「Foss 1 (フォス1号)」 を彼自身で開発することにしました。『ブタ』とあだ名を付けられたこのポンプは26台製造・販売され、大成功をおさめます。そしてさらに新たな、多くの注文をもたらしました。このようにして、グルンドフォスの歴史が始まったのです。
 

豊かな水であふれる世界を

「個人の小さい会社が、従業員19,000名を抱えるグローバルカンパニーに成長を遂げたことは、産業史において非常に素晴らしいことです」マッズ・ニッパー社長はそう話します。「ポール・デュー・イェンセンは、水の入手が最も重要であると共に、お客様の要望に合わせた製品開発の大切さを理解していました」

ポールはそれ以来、ビジネスの基盤となるべき新たな指標を次々に打ち立てました。世界中に何百万台ものポンプを出荷し、世界の全人口の7分の1近くまで及ぶ人々の生活の向上に貢献しました。


未来に向けて

グルンドフォス従業員は、グルンドフォス創立70周年を祝して、ニルス・デュー・イェンセン会長とマッズ・ニッパー社長からのメッセージと共に、これまでの歴史を振り返りました。また、クイズ大会に当選したラッキーな社員を対象に、ポール・デュー・イェンセン財団の会長であるニルス・デュー・イェンセンのガイドでオスターゲード41を訪問する興味深いツアーも企画されています。

「そこは父が会社を始めた場所でもあり、私や妹たちが幼少時代を過ごした思い出深い場所でもあります。1963年、私がまだ見習いとして働いていた20歳当時の様子を紹介する良い機会になるでしょう」ニルス・デュー・イェンセンは、そのように話します。


従業員の貢献

ポール・デュー・イェンセンは、従業員の仕事に対する満足度の重要性を理解し、皆が快適に過ごすことができる職場環境を目指しました。会社における「人」の重要性を意識していたのです。

「誰にでもスキルがあり、ひとりひとりのスキルが掛け合わせられることで、それが生きてくるのです」これは彼のお気に入りの言葉でした。

「この言葉は非常に印象的であり、長い間グルンドフォスの発展のために一生懸命働いている多くの従業員に対して感謝したいと思います。従業員から感じとれる情熱は、創設者から受け継ぐ、健全で確かな価値の上に基づいているのだと確信しています」マッズ・ニッパー社長はそう話しました。

 





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